SolidWorksに付属のCOSMOSXpressの材料選択画面がASTM規格表示なのでJIS対照表を下記に抜粋表示します。
この表を参照に選べば、(SC材は全てAISI 1020を選択など)簡易的ではありますがCOSMOSXpressで使うには充分だと思います。
(SolidWorks2003に付属)
COSMOSXpress表記 | JIS表記 |
Plain Carbon Steel | SS400 |
Cast Stainless Steel | SCS14A |
Cast Carbon Steel | SCPH2 |
AISI 1020 | S20C |
Gray Cast Iron | FC200 |
AISI 304 | SUS304(SUS27) |
6061 Alloy | A6061 |
| |
その他を調べたい方は、\solidworks\cosmosexpless\cwlang\japanese\coswkmat.libを参照願います。
ファイルを新しく作れば選択画面でオリジナルが追加されます。
※穴ウイザードの詳細です、内容を変更したい方は参考にしてください。
2005.03に案内があったので、2005の説明会に行ったのですが、眠かった、ではなくて、
新規に追加の機能 DWGediter はAutoCADを使ってる人にはいいかも、
DWG gateway はAutoCADのバージョン互換を助けるソフトです。
喜んでサイトに行くと、LTは出来ませんとはね、ガッカリ。
早めにLT版が出る事を期待しましょう
初心者用のコマンドのつぼ(思いつくままに))
1.拘束は自動ではなくて、自分で付けて図形が黒くなったのを確かめる。(わざとずらして書いて同心などを付ける)
これは中心に置いたつもりとかのズレを防ぐためです。面倒かもしれませんが、拘束に慣れてください。
履歴のアイコンの横に(−)が無いことを確認する。
これをやってないと、寸法変更時に勝手に動くところが出てしまいます。
2.スイープはガイドカーブを使用時には、パスとガイドカーブ(複数本も可)を別々にスケッチしたら次に別のスケッチで形状をスケッチします、その後で、ガイドカーブの端点と形状をスケッチを貫通拘束します。
3.ロフトはガイドカーブ使用しないと思った形状になりにくいようです。
こちらのガイドカーブには貫通拘束は無くても良いようです。
5.トップダウン、時には、部品挿入時の相対合致を削除して、平面、正面、右側面同士をトップと合致させる。
この時に、一致のオプションを採ること。これにより、原点と座標が一致します。
(これはやらなくても良いが、部品同士の原点と座標が一致するので、作図が楽になると思います。
同心などの合致はとりあえず不要です。相手の位置はエンティティ変換で外部参照できます。
6.スケッチの前に基準の円や中心線のスケッチを単独で作っておいてそこに部品形状のスケッチを合致させると変更時に合致の相手がなくなりません。
7.solidworksはマイナスと0の数値を受け付けません。
じょうずに、受け入れてください。
0の場所は数字ではなく拘束を使用したり、−は+になるダミーの線と書いてそこからの寸法とするなどです。
とりあえずの思い付きです。またあれば、追加します。(2004.08.31)
その@
SolidWorks2001PLUSをレポートします。
中身はまだ良く分かっていません。
今回購入するときに2003が出る事になっていましたので、どちらを購入するか迷ったのですが、取引先の会社が2001PLUSで始めるという情報を元に購入したのですが、その相手は未だに導入しておらず2003で始めると切り替わってしまいました。
なのでこちらもチェンジを考え中です。
色々と文句もありますが、値段も安くて、簡単にモデルを作れるすばらしいCADですので勉強していきたいと思います。
1.シングルユーザーはドングル(セキュリティボックス)で使用する。
3台からフローティングライセンスと聞いています。
2.買ったにも係わらずユーザー登録をしてレジNoをもらい、登録しないと1ヶ月で使用できなくなります。
3.マニュアルはお粗末この上ない。(間違いだらけ)
これは、サポートとトレーニングを別料金で行うシステムがあるのでこうなっているのかな?
4.WIN98、MEでは結構落ちました
5.WIN2000での動きは良いようです。
メモリーは256MB以上が良いと思います。
マニュアルには128MB以上と記載されていますが、これは、モデルの数等で上昇します。
6.デスプレードライバはメーカーのHPから最新のものを用意してください。
MEで使用中に表示が見えなくなることが発生しまた、あと、残像もありました。
ドライバを更新したら見えなくなる現象は改善してます。
7.ユーザー会に有用な情報が載っているのでお見逃し無く。(会員制)
そのA
2003年に入りまして、ようやく得意先の会社に2003が4台導入されました。
そこで、当所も2台追加の計3台といたしました。
1.2003にはコスモスエクスプレスと呼ぶ解析機能が追加されました。
試してみますと、簡単な機能に限定はされていますが、ちょっとメボシを付けるには結構いけます。
操作は簡単で専門知識は不要です。
2.ライセンスに付いてですが、SolidWorksはサポートサービスを切り離しても使用可能です。
ただし、バグのアップデートも出来ませんのでバグが業務に支障を来たす所では、後での契約が必要になります。(その時はサービス復帰料を取られます)
3.マニュアルは相変わらずお粗末です。
マニュアルでは基本形状の作り方しか記載していませんし、スプリングすら載っていません。
今現在トレーニングマニュアルを入手しましたので、勉強中です。(別売品)
少し使ってみましたが、このマニュアルは大変有用です、というよりこれで練習しない限り、このCADを使いこなすことは出来ないと思います。
3Dはただ形を作るのではなく設計者の意図が入れられたモデルである必要があります。
2Dは図が出来てしまえば同じ結果ですが、3Dは制作方法があとの設計変更時にかなり違いが出てきます。
皆さんもこのマニュアルを入手して勉強してください。
6.WIN2000かXPを推奨していますがWIN2000の方が無難です。
(と言いつつXP(HP製xw4100ワークステーション)を購入して使ってますが落ちることなく快適です)2003.08.31
メモリーは512MB以上を推奨しています。
CPUは速い方が有利に決まっていますが、1GHz以上はあったほうが良いですね、これから買うならP4の2GHz以上を私は推奨します。(結構処理によってはヘビーですよ)
7.ユーザーの登録変更は認めないとの記載がありますので、中古取得の場合注意が必要です。
つまり自分名義のバージョンアップに変更できないということです。
サポート先の変更もキビシイようですね。
8.かなり多くのCADにファイルを対応させているのですが、自分の前のバージョン形式での保存が提供されていませんので、中間ファイルになりますので注意が必要です。
プロエンジのファイルはガードが掛かっているので気をつけましょう。
9.このCADの性質上カラーのプリンターを用意願います。
10.今までは部品は1個から伸びるように作成する必要がありましたが、マルチボディの採用によりアセンブリのように複数の部品を作成して1個に連結出来るようになりました。便利そうです。
以上が簡単ですが導入時の分かったことです、参考にして下さい。
また、運用時には作成上の履歴と、どのコマンドで作成するかや、ファイルの管理、拘束の取り方の社内標準化の必要性がユーザー会の情報に掲載されていますので参照願います。
そのB
少しなやんでいます
ソフトはすばらしいと思うのですが、設計外注には困ることがあるんです。
ある客先に合わせて運用すると別の客に合わせるときに内部ファイルの切り替えが必要になるのですが、その数も多く、場所も散らばっていて困りました。
基本的には1社用とすべきなんだなと思ってます、しかし、それでは稼働率が上がらず元が取れません、さらにソフトのバージョンを上げてしまうと下位には落せません。 ん〜〜
モデルは変わりませんが、やり方次第でアセンブリは全然違ってきます。
1.トップダウン
2.ボトムアップ
3.架空の部品とエンンベロープ(参照図)を使い拘束する
この中で3番を主流にすることになったのですが、部品の作り方も3平面合致からのスタートになり、なんかやりにくい。
それに、講習を受けることや、バージョンアップ用の年間保守契約などの費用がだせるのだろうか?
3Dは2Dには無い、物を作っている感覚が設計者にあっていいんですけど、設計屋はそれだけでは食えません。
悩みは多いがもう少しやてみますか。
つづく
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